No 181 梅原邸特別公開が終了しました

11月10日で、梅原邸の特別公開が終了しました。公開期間中は、200名を超える皆様に見学していただくことができました。

梅原邸は、醸造業を営んだ梅原半兵衛(哲学者梅原猛先生の養父)の家で、明治時代初期頃に建築されました。梅原猛先生は、8代目半兵衛の弟半二の長男で、幼少の時、半兵衛の養子となり、青少年期をこの家で過ごされました。平成元年に梅原猛先生から南知多町に寄贈され、平成2~3年度に改修工事が行われました。木造平屋建で、母屋1棟、離れ座敷1棟、土蔵2棟などがあります。

今回の公開では、梅原猛先生ゆかりの品々の他、山嵜修様の「きり絵」や、デザイナー酒井一様の「書」など素晴らしい作品も展示されていました。大変な力作であると感動しましたので、その一部を写真で紹介させていただきます。

山嵜修様の「きり絵」は、梅原邸を題材にされており、四季の移り変わりの中で梅原邸の表情が変わることがよくわかります。

酒井一様の「書」は、梅原猛先生が好んで使われる「草木国土悉皆成仏」を書にされたものです。「草木国土悉皆成仏」とは、人間や動物はもちろんですが、草や木、国や土もすべて仏性をもっており成仏できるという考えです。日本の中核をなす思想であるとおっしゃられています。日本古来からの思想であり、「文明は自然を制する。」という西洋の思想とは全く異なるもので、今後の国際社会の構築に必要な考えであると言われています。

梅原邸来訪者への対応は、「南知多梅原猛友の会」の皆様が行ってくださいました。役員の皆様、ありがとうございました。

梅原邸「主屋」の内部です。

梅原邸「主屋」の内部です。

梅原猛先生の書(屏風)です。

 

山嵜修様の作品「梅原邸の切り絵」です。

山嵜修様の切り絵「梅原邸の風景」です。

同じく、山嵜修様の作品です。

酒井一様の作品「草木国土悉皆成仏」です。

酒井一様の作品「草木国土悉皆成仏」です。

 

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