No 577 大正の「広重」といわれた絵師「吉田初三郎」と4代目「内田佐七」の交流

内田佐七家で行っている「初三郎と内田佐七家」特別展示に顔を出してきました。

内田佐七家の米蔵の中で、内田家と吉田初三郎の交流を紹介しています。西岸寺門前で内海の人たちと撮影した写真(大正14年4月撮影)が残っており、4代目内田佐七と吉田初三郎が写っています。特別展示には、その写真も含めて、内田家に残る貴重な交流の資料を展示しています。

吉田初三郎は、1000点以上といわれるほど多くの日本各地の鳥瞰図を描いた絵師です。内田佐七は、南知多を広く紹介するため、名所図会の制作を初三郎に依頼しました。初三郎は快く引き受け、そして南知多の景勝に驚嘆し、「南知多名所図会」の中でも絶賛の文を記しました。その後、「新四国八十八ケ所巡拝図会」が制作されました。初三郎の紹介もあり、鉄道省発行の全国有名旅行地案内書に掲載されるなど、観光地として南知多が知られるようになりました。本地域が「南知多」と言われるようになったのは、この時からで、初三郎が名付け親とも言えるのです。

特別展示の日程は次のとおりです。なお、教育長の窓544でも記述しましたので、非常にくどいのですが、ご勘弁ください。 

◎特別展示「初三郎と内田佐七家」

〇とき 10月18日(土)~11月30日(日)の内田家公開日(毎週土・日曜日及び祝日)

午前9時~午後4時

〇ところ 内田佐七家(内海字南側39番地)

〇内容  吉田初三郎作の絵画、初三郎の絵を用いた大正~昭和初期の観光ポスター・パンフレットなど

〇入館料 300円(中学生以下は無料です)

〇問い合わせ 社会教育課(65‐2880)

南知多海水浴

南知多海水浴。絶賛する文言が綴られています。

 

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