朝会(校長講話)

令和5年9月4日(月)

 夏休みに久しぶりに花ひろばに行きました。たくさんのひまわりが咲いていてとてもきれいでした。ひまわりは夏を代表する花ですが、花ひろばでは、12月の初めまでひまわり畑が見えるそうです。さて、ここで植物についての問題です。

植物の体の中で、一番大切な部分はどこでしょう。①葉っぱ ②茎 ③根っこ 

正解は③根っこです。植物にとって、花も葉も茎も根っこもとても大切ですが、その中でも一番大切なのは根っこです。葉っぱは食べられたり、むしられたりすることがありますが、それで枯れることはありません。茎がおれても、そこから新しい芽が出てきているのを見たことがありますね。でも、根っこがとれたりむしられたりするとほとんどの植物は枯れてしまします。根は、植物にとって大切な水や栄養分を土の中から吸い上げる働きがあるために、根っこがないと多くの植物は生きていけないのです。だから、植物で一番大切なのは、根っこです。

では、もう一問。植物はどこで季節を感じているでしょうか。①葉っぱ ②茎 ③根っこ 

正解は③根っこです。葉っぱや茎でも日光や風の影響を受けますが、温度の変化は土の温度変化が一番影響が大きいそうです。こう考えると、植物にとって根っこというのはとても大切だと分かりますね。でも、よく考えてみると、その大切な根っこは土の中にあって見えませんね。一番大切なところが見えないのです。 人間も同じです。見た目や態度、話す言葉もとても大切ですが、もっとも大切なのは「心」です。見えないけれど何より大切な「心」をみがき、大事にしましょう。