7月8日(金)
夏休みまで授業日は残り8日となりましたが、ここに来て新型コロナウィルス感染症の再拡大が懸念されています。全国的には新規感染者高止まりの中で、小中学校では、保護者の皆様のご理解を得て「かぜ症状の出席停止」の扱いを続けています。先月からは落ち着いた状況が続き教育活動には大きな影響はおきていませんが、学期末、また5年生は7月26日・27日控える野外教育活動(キャンプ)に向けて、気の抜けない期間となります。
マスクについては、熱中症対策との併用となりますが、換気・エアコンの適切利用、手洗い・手指消毒の習慣の継続等、基本的な感染対策の継続をよろしくお願いいたします。
*長期に渡る厳格な感染対策は、子どもたちの心の成長に与える影響も大きいため、「学びの保障」に努め、指導は必要最低限、注意喚起の継続、自主的な感染症対策にシフトしつつあります。
<余話>~マスクを外せない子どもたち~
感染対策として2年以上、社会や学校生活ではマスクの着用を求めてきた影響もあり、熱中症対策で屋外や運動時にマスクを外すことを促しても、逆に外せない児童がいます。マスク着用に抵抗がなく「安心感」を得た状態で、なかなか手放せないようです。眼鏡や腕時計のようにつけていることを忘れるくらいになることは、適応とも言えますが、それで別の「危険性」が高まってはいけません。「着用」の次は、適切な「着脱」の段階へ、子どもたちの適応力に期待しています。(校長)