今日は授業後に、現職教育(学校教育の今日的課題に対して組織的な改善を模索し、教職員の力量向上を図る主体的な取組)として、来年度から学習ツールとして導入されるAIドリルの研修を行いました。どんな教材もそのまま使えるわけではなく、学習者の実態に即してカスタマイズ(最適化)するのは、指導する教員の役割です。教材性と児童実態のマッチングを考え、学校全体で活用方法を研究していきたいと考えています。
*AIドリルのメリットは「基礎基本の内容で個別最適な学びを支援できること」と「採点業務が軽減され、授業内に学習支援にかける時間を増やせること」があげられます。一方で、児童がより自律的・主体的に学習する姿勢が必要です。「科学は、使う人(の心)次第」の新たな実践です。
<余話>
講師のソフト企業技術サポートの方の担当エリアは、西日本全体で、九州、四国にも飛行機で出向き、学校現場で説明をしているそうです。ご自宅は千葉県で、今日は新幹線とレンタカーで片道3時間かけて来てくださいました。その労に感謝申し上げると、「いえ、愛知は近い方です」と一言。半島内で学校と家庭を行き来する毎日の私たちは、こうした方と出会い、見聞を広げる意識をもつことの大切さを改めて実感する機会でもありました。