10月9日(月)
3連休最終日は、10月第2月曜日に設定されている「スポーツの日」です。由来は、1964年(昭和39年)に開催された1回目の東京オリンピック開会式日で、以後、長年10月10日(晴れの特異日)でしたが、祝日法の改正で、3連休を取得しやすいように現在のカタチとなりました。その影響もあってか、「体育の日」=晴れという図式はなくなり、今日も雨模様となっています。一方で,今年はWBC以来、スポーツに注目が集まり、各競技の五輪資格を得る戦いや、ラグビーワールドカップ、アジア大会などで、アスリートの姿が子どもたちの目に多くふれる一年となっています。スポーツには、種目ごとに特性があり、難易度も違います。今週末の体育大会種目は、小学生でも親しめる特性があり、中学校部活動やその後の生涯スポーツにつながることを企図しています。「やらされる」姿勢では、その特性に触れることは難しくなります。だから、「好きだから、やりたい」が、継続や課題克服に欠かせない要素です。運動会、体育大会、社会体育の大会・発表会など、さまざまなステージで、子どもたちが「好き」を基盤に、スポーツから豊かに生きる力を得ていくことを期待しています。
*「体育の日」から「スポーツの日」への名称変更も、「体育」が教育的イメージ(指導する側の視点)が強く、より幅広く主体的に親しむものという位置づけて「スポーツ」という一般用語が採用されました。今では、学校教育でも推進する「主体的・対話的で深い学び」にも通じる理念です。