10月6日(木)
今日午後は、知多地方で各教科の教育研究会があり、本校からは生活科に校長、教頭、2年担任の3名が参加しました。小学校1・2年生の社会科・理科が「生活科」となって、30年以上経ちます。その成果は、「『小1プロブレム』と言われた保育所・幼稚園と小学校のギャップが軽減された」、「主体的な学びの柱となる『探究活動』の定着につながった」など、3年生以上の「総合的な学習の時間」と合わせて、学習指導の大きな転換点となりました。
研究発表では、大府市、知多市、美浜町の順に、タブレット端末を使ったリモートインタビューや虫のずかんづくりなど、ユニークな実践が紹介されました。児童実態や学校を取り巻くの自然・人的環境も学習計画には大きく影響します。本校が取り組む地域の支援を得ながらの生活科も、地域の特性を生かす充実した学習ということを実感しました。
*生活科は「めだかの学校」(=だれが、生徒か先生か?)というたとえを、講演会講師の久野弘幸氏(中京大学教養教育研究院教授)が引用されていました。先生と子どもがいっしょに学び、気付き・探究の喜びを味わう学習が理想です。