保小中合同地震津波避難訓練実施

11月12日(木)

きずなの会、内海小PTAの皆様のご協力を得て、今年も合同避難訓練を実施することができました。1年生にとっては初体験の長距離を走って逃げる訓練となりましたが、みなたくましく、標高約80mの避難場所まで登り切ることができました。訓練後、内海中学校運動場で家推会よりご提供いただいたパックジュースを満面の笑みでいただき、中学校長河合先生のお話もしっかりと聞くことができました。学校で定番となっている避難訓練ですが、子どもたちの生活の中で、学校で過ごす時間は1/7ほどでしかありません。ご家庭・地域でも、同様の意識をもって「自助」「共助」に努める姿勢を育てていきたいと考えています。

「児童の在校時間は、7分の1!?」

 ある計算によると児童が学校にいる時間は、全生活時間の1/7という結果です。平日の在校時間を8時間とすると5日間で40時間となります。1日24時間なので、1週間では、168時間。40/168となり、在校時間と生活時間の割合は約1/4となります。さらに、一年間で考えると授業日数は約200日。200/365で、授業日数と一年の割合は、およそ5/9。 1/4と5/9をかけ合わせると5/36となり、約分するとおよそ1/7となります。大雑把な計算ですが、避難訓練をいくら学校でしていても、6/7は、学校外の生活です。地震はいつ起こるか分かりません。地震・津波での災害死を防ぐために、毎年繰り返す学校での避難訓練での経験を生かし、多くの生活時間を占める家庭や地域での避難想定に役立てていただきたいと願っています。

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