主体的・対話的で深い学び①

12月18日(金)

教科書が新しくなり、学校では、実際の社会で活用できる資質・能力(学力)の育成のため、「主体的・対話的で深い学び」の推進しています。学びの転換を、保護者の皆様にもご理解いただくため、Q&A形式で3回シリーズで紹介していきます。

「主体的な学び」とは・・・自分で、自分の学びをコントロールできること。求めたい児童の姿は、さまざまな事象に対して、課題を「自分事」と考えて、その解決に取り組むことです。各教科で事象は異なりますが、国語であれば、「文章でわかりやすく伝えるためにはどんな工夫があるか」。保健であれば、「感染症を広げないためにはどのようなことに気をつければよいか」など、学習問題を「自分事」として子どもの言葉でつくり、見通しや追究方法、表現・発信方法を、自分たちで考え進めていくことをめざしています。系統的に位置づけられた学習計画に基づくことは変わりませんが、課題や追究方法を教師が提示して進める学びとは、大きく異なります。こうした学びは、問題解決学習として従来から研究・実践されてきましたが、どの教科、単元でも学び方を重視し、取り組むべき学びと位置づけられたことで大きな前進となりました。「予測困難な時代」「正解が一つではない時代」を生き抜くため、学び続ける姿勢が大切なことは、コロナ禍にあって大人にも突きつけられる課題です。「一件落着」ではなく、次はどうすればよいのか?と「つづく」学習に取り組んでいます。

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