1月22日(金)
各学級の授業の様子を少し詳しくお伝えする第4弾は、5年1組社会科「自動車工場のさかんな地域」の学習です。コロナ感染の状況を見ながら、実際の自動車工場見学も計画しており、これまでその事前学習として、工夫を凝らした学習を進めてきました。今日は、自動車の製造工程を模した作業2回目で、前回の「改善点」を生かした2つのグループ(工場)で、発注に合わせた紙の自動車製造を20分で行うことにチャレンジしました。工場の製造ラインをイメージした体験的な活動を通して、効率と協働ではたらく人の苦労や工夫を体感することができました。消費者の満足のために「改善」を続ける自動車製造の熱気と、なかよくチームで取り組む充実感が漂う1時間でした。
チームではたらくということは? 多くの発言で多面的な見方が広がる
いろいろな改善点が見つかったね 今日も2つの自動車工場に、
それぞれ車の発注をします
発注の確認と、改善点を生かす
(鈴木自動車工場グループ)作業の場所を工夫して、
移動を減らしてみよう
(永岡自動車工場グループ)
紙の自動車のパーツ 各工場長のよびかけ
(社員のやる気を喚起!)
鈴木自動車は、前向き配置 永岡自動車は円形配置
色むらがないように塗装は丁寧に 組み立て(のりつけ)もれのないように
リコール審査は担任I先生
残り時間が迫る!あせらずにリコール対応
「自動車納入時間となりました。改善点を生かして生産できましたか?」
(すばやく学習形態転換)
換気中でも、熱気で少し室温上昇!? 気迫の学習
着実に力になっていきます
*小学校社会科では、人の営みにふれながら、多面的多角的な見方・考え方を育み、社会が抱える問題をその形成者(主権者)として、切実にとらえ解決に向けて自分たちなりの考えを深めることが期待されます。正解は一つではなく、対立と合意、効率と公正の視点から、いろいろな立場を尊重する資質を育てられるよう学びの場を工夫しています。