6月6日(土)
子どもから老人まで、人々の生活を豊かに安心できるものにするために福祉あります。子育て支援や障害者支援、老人介護のように、日常生活でサポートが必要な方々への援助もありますが、「ふ(だんの)、く(らしの)、(し)あわせ」というキャッチコピーがあるように、年齢や性別、障害の有無に関わらず、すべての人がつながり、支え合うことで福祉の充実が図られています。学校では、福祉関係機関(社会福祉協議会・自立支援協議会等)との連携で、障害のある方の生き方に学ぶ「福祉実践教室」や、青少年赤十字活動、地域の方とのふれあい活動を大切にしています。コロナ禍で、人と人との交流方法が制限される状況ではありますが、できることを工夫して取り組み、高い感受性をもつ子どもたちの心の成長を図っていきたいと考えています。
<ふくしの金言>
◎近視という(多くの人がかかえる)障害は、メガネで克服できた。
◎「障害」は本人ではなく、周囲の無理解・無関心がつくる。大切なことは環境づくり。障害者・高齢者がくらしやすい環境(ユニバーサルデザイン)は、すべての人のくらしやすさにつながる。
◎障害は不便なこともあるけれど、「不幸」ではない。健常のときには気づかなかった感謝の気持ちをもつこともある。
◎障害は、周囲の理解で「個性」に変わる。
できることを増やす
「気づき 考え 実行する」非常時こそ大切なふくしの心
(夜間避難所体験)
「ふだん」から心がけること
いつか、無意識に・・・
(「福祉教育ハンドブック」右は、改訂を重ね毎年4年生以上の児童に配布していただいています)