シリーズ「連携」4~まちづくり協議会「きずなの会」~

6月8日(火)

町内には、自主的な会員で組織される7つのまちづくり協議会があり、内海山海地区は、「きずなの会」という名で充実した活動が行われています。防災・防犯部会は、防災連絡協議会とともに地域防災を支え、全校児童の避難訓練や4年生総合学習(防災教育)にも力添えをいただいています。また、1年生の生活科(昔遊び)や3年生総合学習(町の花 スイセン植付け)、5年生総合学習(バケツ稲・しめ縄作り)でも、有志の皆様が講師として各学年の学習にご協力いただき、PTA資源回収でのご協力と合わせ、「地域の教育力」として、本校の教育活動の特色を支える存在となっています。

子どもたちに大切なのは、「いろいろな人に学ぶ姿勢」です。多文化共生、多様性を重んじる社会が進展する中では、「担任教師から教わる」だけでは多面的・多角的な見方・考え方を育てる学びの保障は難しく、多分野多領域に拡大した教育内容は、教職員の多忙化の一因ともなってきました。時には教師がコーディネーターとなり、専門性が高い「地域の先生」から学ぶ場を設定することは、学校教育が直面する諸課題の解決の方法でもあります。各小学校区に存在するまちづくり協議会をはじめとする地域の姿は、子どもたちにとって主体的・対話的で深い学びを支える大きな役割を果たしていただいています。

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