東京オリ・パラ教育の推進~世紀の祭典から学ぶこと~

7月26日(月)

開催について賛否両論あった東京オリンピックが開幕し、アスリートの人生をかけたプレーが発進される中、徐々にスポーツへの賛辞が広まりつつあります。一年延期となった影響で、ピークを維持することが難しいベテラン選手には厳しい結果もありますが、延期されたからこそ台頭する若い選手、女子ソフトボールのようにオリンピック種目に選ばれることさえ難しい競技の選手たちの“あきらめない”プレーにも、学ぶことが多々あります。「なぜここにいられるのか?」を自分に問い、極度の緊張や苦しい状況を感謝の心で乗り越えたエピソードも聞かれます。

*オリンピック・パラリンピック教育は、学校教育でしかできないことではありません。試合の様子、ドキュメンタリー番組、公立図書館にある関連図書を通じて、子どもたちにとって「この夏でしかできない学び」を進めて参りましょう。

*オリンピックが、コロナ感染を広げるという短絡的な意見もありますが、現在の感染拡大は、オリンピック開幕以前から兆候があるもので、入国した選手・関係者が持ち込んだものではありません。問題なのは、私たち国民の行動です。“風評被害!や“スケープゴート”、“魔女狩り”、“不寛容の同調性”の事実も合わせて、子どもたちには学ばせたい歴史事象や社会問題です。

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