校長室だより「海っ子」スピンオフ~でも先生になりたい~

8月20日(金)

先日、教師をめざす方々とお話をする機会をいただきました。多忙化が問題となり、「ブラック企業と同じ」とも一部で揶揄される学校現場ではありますが、“先生のたまご”の皆さんの一人一人の熱意によい刺激を得ることができました。先生になりたい理由は十人十色ですが、多くは、“モデルとなる先生との出会い”が影響しているようでした。また、子どもたちにもっといい学校・学級をつくりたいという高い志を言葉にする方も多くいました。

かつて、「先生にでもなろうか」「先生にしかなれない」と、教員の特性を酷評し、“でも・しか先生”とその姿を批判する風潮もありました。今の教員志望者の多くの志は、「それでも先生になる!」「天職は教師しか考えられない」と感じます。2学期からも、大学で学校現場ではたらくことを目標とする学生さんたちが、複数名実習のため本校にやってきます。「子どもたちの笑顔・成長を支える仕事を通して、社会に役立つ人間になりたい」共通する思いをしっかりと受け止め、子どもたちと共に成長する教師道のスタートとなるようサポートしたいと考えています。

*「教育実習」のほか、「インターンシップ」や学校支援ボランティアの「学生サポーター」を含め、2学期は5名の学生(愛知教育大学3名・日本福祉大学2名)が本校に関わる予定です。

*新卒でも学級担任として即戦力が求められる小学校教員養成においては、大学の教職課程の単位として、より多くの学校現場での実習が位置づけられるようになっています。

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