カウントダウン卒業式 8日(授業日)

3月8日(火)

今日午後6年生は、野口先生をはじめ3名の講師の方にご来校いただき卒業記念として「字手紙」教室を行います。昨年度から、この卒業期に行っているもので、作品は卒業式会場に飾られます。コロナ禍でさまざまな制約を受けた小学校生活だからこそ、それぞれ思いも深いはずです。今の自分らしい漢字を一字選び毛筆で色紙に記します。特選、入賞といった評価ではなく、自己表現(芸術)としての「書」(すべてが唯一無二)にふれるよい機会となりますように・・・。

Q 「書写と書のちがいは?」

A ふだん授業として行っている「書写」の時間は、楷書のお手本があり、できるだけお手本通りに文字を移すことで、形の整っただれでも読みやすい字を書くことを目標とします。一方、「書」では、「書写」のスキルと合わせて、自己表現としての分野も含みます。

文字のもつ意味だけでなく、その人らしさが伝わる表現としての文字を、今回は「字手紙」を書くことを通じて追求します。同じ人が書いても、心持ちで字は異なります。活字中心の時代だからこそ、その時その時で異なる「書」(手書き)の尊さにも目を向けたいですね。

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