3月11日(水)
同じ地域では千年に一度とも言われるマグニチュード9.0の巨大地震で、未曾有の大災害となった東日本大震災。大人であれば発生した当時の衝撃は、薄れることはありません。想定を超える津波被害、それに続く原発事故は、映画を見ているようで、現実のこととは思えませんでした。当時も卒業式シーズンでしたが、被災した校舎、犠牲になった子ども、避難のために地域を離れた家族で、卒業式どころではありませんした。新型コロナウィルス感染症の拡大で、全国的に小学校卒業式も心配される状況が続きますが、震災と比べれば、まだ対応の余地がある状況です。今日午前は、職員総出で卒業式の会場をつくります。本来なら在校生と職員が一緒に準備し、卒業間近となった6年生の“最高の舞台”を整える予定でした。通常とは違う事態だからこそ、心を合わせ、「あの経験があったから」と思えるものにするため準備を進めます。(「校長室だより」スピンオフ記事)
送る側 在校生席(この後位置を変更) 送られる側 卒業生席(ひな壇)
看板の高さは・・・ 保護者席は一列で見やすく
式で使わないものは倉庫へ 演台もきれいに
花鉢は、前日に在校生と一緒に入れ、会場を花いっぱいで飾ります