連休初日に考える「子どもとゲーム」

7月23日(木)海の日

4連休初日、天候はまずまずの夏日でしたが、新型コロナ感染の急速な拡大により、外出についてはいままで以上に入念な感染対策が必要な状況となってきました。子どもたちの生活を見ると、家で過ごすの時間が長くなるにつれ、遊び方が限られゲームをする時間が多くなりがちとなります。愛知県教育振興会発行の「ことともに ゆう&ゆう」12月号でゲームに関する特集が予定されていますが、そのための実態調査への協力依頼があり、本校の3年生、6年生で実施しています。先日3年生児童を対象に行ったアンケート結果の校内集計がまとまりましたので、一部を記します。連休、夏休みに向け、感染症対策を徹底しながら、子どもとゲームの関係についても考えていく機会としていきたいと考えています。

<本校3年生とゲームの関係>

Q どれくらいの日数でゲームをしますか?(38名中)

 ①ほぼ毎日(20名) ②週に3~4日(6名)  ③週に5~6日(4名)

Q 平日1日何時間ゲームをしますか?(36名中)

 ①30分くらい(13名)  ②1~2時間くらい(12名)

 ③3~4時間くらい・6時間(各4名)

Q おうちでゲームのルールをつくっていますか?(36名中)

 ①ある(22名) ②ルールはないが、やりすぎたら注意される(6名)  

 ③ルールもなく注意もされない(4名)

Q ルールは守っていますか?(22名中)

 ①守っている(15名)   ②守ってない(7名)

*世界保健機関(WHO)により、「ゲーム依存」は正式な疾病と承認されています。大人のギャンプル依存や薬物依存と同じように、それがないと精神が不安定になり、脳の発達にも影響が大きい(ゲーム脳)を危惧する見解もあります。広く普及しているものだからこそ、子どもの健全発達には、適度な距離感、よい使い手であることが大切となります。

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