「夏の家庭学習」

7月25日(土)

夏の連休3日目、梅雨はまだ明けず雨模様となっています。夏休み開始は、まだ2週間先ですが、「子とともに ゆう&ゆう」8月号に、「家庭学習」の特集記事がありましたので紹介します。おうちでも、子どもが学びに向かう環境作りのコツが記してあります。

①学習をする場所は、誘惑が少ない(情報が少ない)場所

 *教室も、黒板の周辺はシンプルに整然とすることを心がけています。

②最初は少ない時間(子どもの同意で段階的に増やす)

 *抵抗感の強い子は、5分刻みで休憩を。集中力は、少しずつ伸びていきます。

③得意だと思える課題から

 *「好きなことを最後に」というタイプもありますが、好奇心は広がっていくので、「好きなことを最初に」の方が、学習への抵抗感は下がるように思います。

④家族も一緒にチャレンジ

 *言葉を覚えるのと同じで、小学生は大好きな家族のまねをして育ちます。教師の大切な資質の一つに、「学び続ける」姿勢があります。家庭学習では、保護者が「師」です。

⑤宿題をする意味を知る

 *課題・宿題は、「終わらせること」がついつい目標となりがちですが、取り組む意味を知って、はじめて意義が高まります。

 このほか、取り組みやがんばりを「見える化」することも継続の支えとなります。学級担任は昔から、価値を高めるために笑顔を添えてシールやはんこを使ってきました。デジカメやスマホなどカメラが普及した現在は、できた時にポーズを決めて写真をとることも有効です。夏休みを前に、参考になる内容があれば幸いです。

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