校長室だより3スピンオフ~「学校規模適正化」に関心を・・・3~

9月10日(木)

町教育委員会が進める学校規模適正化に向け、具体的な案が示されるようになりました。協議を重ねてきた同懇談会では、統合中学校の場所について、現内海中学校と豊浜中学校の比較資料が提示されています(詳細は、町ホームページをご覧ください)。いずれにしても、昨日行われた小中PTA合同企画を含め、1小1中の連携で進めてきた教育活動や関係組織の見直しを進める必要があります。

多くの変化を伴う学校統合を進めた場合、多くのメリットとデメリットが生じます。大事なことは、子どもたちにとって「適正化」となることです。行政・学校現場・保護者・地元住民の叡智が問われています。

<統合による環境の変化 例>

・学級編成が複数となり、毎年度のクラス替えにより生徒間の出会いが広がりさまざまな活動に選択の幅が広がる。= 小学校とは大きく環境が異なり、年度当初は関係性を高めることに時間を要する。

・教職員が増え、いろいろな教員との出会いやより高い専門性や組織力の高い指導が受けられる。

= 教員間の連絡調整の必要性が高まり、小規模校の機動力が低下する。

・部活動が増えるとともに、行事規模が拡大し、生徒の主体性・活性化が期待できる。

= 部や生徒数が多くなる分、活動の場・時間は物理的に減少する。

*学校では次年度の教育計画の策定の際に、またPTA役員会・委員会でも、継続的に話題としていきたいと考えています。当ページ「学校規模適正化に関心を・・・」の取り上げは、今回で終了し、以降は「学校規模適正化だより」として、最新の情報・取組をお伝えしていきます。

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