5月31日(月)
今年度の現職教育研究授業第一弾として、校務主任(あさがお学級)のN先生が、6年2組で道徳の授業を行いました。高学年になると授業中の挙手が偏りがちになることへの支援として、タブレットのストリーム機能を使って、全員の意見が各自のタブレットや大型モニターで確認できる手法を取り入れました。子どもたちは、多様な意見を互いに見ることができ、主題(本当の友達とは)に迫っていきました。
教材は、「SNSに関する家庭のルールと、友達の思いのどちらを優先すべきか?」という切実な問題を子どもたちにつきつけ、一人一人の意見の関わりの中で、多様な意見を認め合う道徳観(多面的・多角的なものの見方)を育んでいきました。
*キーボード入力になれている高学年だからできる授業方法ですが、1年生から全員にタブレットが貸与され、慣れ親しんでいく子どもたちには、挙手による意見交換に代わる手法として、道徳科の場面でも有効性を確認できました。
多くの先生が参観
(物怖じしない6年生がたのもしい)
二択の設問を集計して、瞬時にグラフ化
(異なる意見があることを確認)
思考の流れ、主題に迫る意見は黒板で視覚化
(黒板のほうが適したこともある)
タブレットに戸惑うことなく
深まりのある最高学年らしい授業を展開
タブレットを操作しながらの発表
(どんな学習に発展させていけるかな?)
<授業をご参観いただいた町情報教育アドバイザーの皆さんの感想>
○ キーボード入力に時間もかからず、よい意見交換ができていた。
○ 情報の授業、コンピュータルームで培ってきた技能が、教科の授業でどう生かされるか楽しみにしてきた。何年来の夢が叶ってとても嬉しかった。
授業の検証 6年2組の教室で、
タブレットを活用して研究協議