6月2日(水)
本日4時間目に、社会教育課主催の「学校コンサート」が本校体育館で開催され、4名の演奏家の皆様による、バイオリン、チェロ、コントラバス、ピアノの奏でる音色に包まれるしあわせな時間をいただきました。小学生向けということで、楽器紹介やワルツやアップテンポの曲、語りを入れた物語仕立てのプログラムの構成など、数多くの場をご経験された引き出しの多さを感じる内容で、50分の時間があっという間でした。会の最後には、5,6年生児童代表が、感想と花束をプレゼントし、感謝の気持ちを伝えました。
コンサート初体験。生では、初めて聴く音色も・・・。
体育館が「くるみ割り人形」「謝肉祭」と別世界になりました
顔を上げて聴く姿勢は◎でした。演奏に引き込まれた証しです。
いい演奏会は、素敵な演奏者と観客でつくられていきます。
生演奏の感動を体感
話すように、叫ぶように、笑うように、楽器たちの声が聞こえます。
全校で「ビリーブ」を合唱
「悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに 変わるだろう
I believe in future. 信じてる ♪ 」
5,6年生代表児童が感想とともに、「花束贈呈」
「指の動きの速さ、それぞれの楽器の素敵な音色に感動しました」
「東京からお越しいただき、すてきな時間を ありがとうございました」
音楽の力で 世の中を 支える
各地を回る「学校コンサート」も、新型コロナで中止に追い込まれる学校が多いそうです。
そんな中、演奏家有志のみなさんでできることを考え、
今回のコンサートの内容を、DVDにされたそうです。
コンサートが実現した本校にも メッセージ付きでプレゼントしていただきました。
「レジリエンス」(逆境に打ち勝つ力)のお手本として、勇気もいただきました。
*内田佐七家がご縁で生まれた恒例の演奏会(例年は秋でしたが、町制60周年式典に合わせて、今年度は6月)が今後も続き、町内の子どもたちにも生演奏というかけがえのない機会を与え続けてくださっています。奏者の方からは、「これまで訪問した小学校の中で、一番聴く姿勢がよく、ビリーブも上手でした。」とお褒めの言葉もいただきました。コロナ禍でありながら、演奏者の皆様、社会教育課の皆様のご尽力に、改めて感謝申し上げます。
<コントラバスの演奏者 遠藤様より> *お別れした後にメールをいただきました。
「貴重な機会をくださり、ありがとうございました。子どもたちの円らな瞳・笑顔そして歌声忘れられません。また呼んでくさい。」
*登校する児童に、「今日はコンサートがあるね。」と声をかけると、「うん、ビリーブ楽しみ!」と笑顔で返す児童がいました。聴くだけでなく、参加する意識を感じ、コロナ禍でもできることに一所懸命な「海っ子」たちを誇りに思いました。(校長)