学校規模適正化に向けて~よりよい学校環境の創造~

6月15日(火)

豊丘小学校と豊浜小学校、山海小学校と内海小学校が、それぞれ統合され、10年以上経ちますが、今年度末には、大井小学校と師崎小学校の統合が決定し、新しい学校の名前は、地区住民の投票で近々決定する予定です。多くの時間をかけ、合意形成に向けて調整が続けられたのは、「学校が地域に根ざしている」ことに他なりません。現在もさまざまなご意見がありますが、ひと学年の児童数が一ケタとなり、教育活動の縮小や、人間関係が固定化しやすく男女の比率がいびつとなるなど多様な意見が出にくい生活環境は、社会性を培う学校として十分な役割を果たせないのではないかというのが、統合を進める理由の一つです。前例となる2つの学校では、統合後のアンケートで統合を肯定する意見が大きく増えたことも、推進の方針を後押しています。

大井小・師崎小の統合は、前例の成果と課題を踏まえ円滑な教育活動の以降が図られるとともに、町内小学校5校間の新たな連携を企図する段階となっています。

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