校長室だより「海っ子」スピンオフ~修学旅行エピソード~

11月24日(水)

イチョウが枯れ葉を落とし、北風が身にしみる季節がやってきました。6年生は修学旅行に向けて、しおりも完成し、楽しみを増やしながら過ごす1週間となります。

11月15日付の当ページで、「見学地が、なぜ奈良・京都なのか?」については、説明をしましたが、私が子どものころは「静岡方面」でした。弥生時代で学習する「登呂遺跡」や、富士山が裾野から間近に見える羽衣伝説の「三保の松原」、徳川家康が死後一時葬られていた「久能山」、日本有数の遠洋漁業基地「焼津港」、多くの子どもは生まれて初めて乗る「東海道新幹線」等に目を丸くしていました。

現在のように、先生や児童が写真を撮影することはなく、写真屋さんが帯同してくださいました。撮影した記録写真は、廊下に掲示されて写真屋さんに注文する形をとっていました。注文表を片手に、自分が写っている写真を友達と探すことも、修学旅行の思い出のひとつであったと思い返すことができます。時代とともに、修学旅行の目的、方法も変化していますが、毎年この6年生でしかできない体験となることを期して、準備を進めています。

<現在の修学旅行見学地>

1日目:法隆寺 → 奈良公園(東大寺 →(分散)→ 興福寺)

2日目:京都市内分散(金閣寺・銀閣寺・二条城・清水寺・平安神宮等)→南禅寺

*コロナ対策で、京都市内のタクシー以外は、バス移動です。

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