交通安全指導~自転車のヘルメット着用の努力義務~

12月10日(金)

愛知県の条例で今年10月から、年齢を問わず自転車乗車時のヘルメット着用が義務化されれています。自動車運転時のシートベルト着用が法律で義務付けられたときも、普及にはしばらく時間がかかりましたが、着用の定着により、自動車内の交通事故死は大きく減少しています。

先日、地域の方より児童のヘルメット非着用について情報をいただき、啓発と指導を強めています。防災全体に言えることですが、命を守ることためには、自分事として考える想像力と日頃の「備えの意識」が大切です。昨年、町内でも児童の交通事故死があったこを忘れてはいけません。「自分は事故に遭うかもしれないという意識」「(目立つヘルメットで)運転手さんの見落としを防ぐ」「事故に遭っても、頭を守りけがを軽くする」の3つの意義を理解させ、ヘルメット着用の徹底を図っていきたいと考えています。

*子どもたちの登下校を見守る交通指導員さんより、「実は大人がかぶらないことが、子どもたちに悪い影響を与えている」「自転車は、人を傷つける可能性がある”車両のひとつ”」とのお話もありました。交通安全は、学校の外(家庭・地域)の問題であり、連携した取り組みが継続しないと定着は図ることができません。大切なお子様の命を守るため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。(校長)

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