今日の3・4時間目に,4年生で「福祉実践教室(手話)」が行われました。2名の講師の方に来ていただき,聞こえにくい方々の伝え方や日常生活について話を聞きました。伝え方には,「手話」「指文字」「口話」「空書(くうしょ)」「筆談」「身振り」「文字アプリ」などがあるそうです。まず,自己紹介の仕方を教えてもらいました。名字は,指文字ではなく手話を使うことが多いそうです。学級のみんなの名字について,手話ではどのように表すのかを教えてもらい,練習して正しくできているのかどうかを個々に見ていただきました。次に,ゲームをしました。グループごとに別のお題カードを渡され,カードに書かれているものを自分で考えて「身振り」で表しました。講師の先生がそれを見て,伝わるかどうかというゲームをしました。身振りだけでは伝わりにくいときは,口話もプラスして使っていました。うまく伝わると,とても嬉しそうでした。次に,普段の生活についての工夫を聞きました。例えば,インターホンが鳴ったら光で伝えてくれるようにライトを設置したり,目覚まし時計は振動するタイプを使用したりしているそうです。最後に,講師の先生からは,「耳が聞こえないからかわいそうとか,耳が聞こえないから助けなくては…と思うのではなく,一緒に考えていきましょう」という話を聞きました。「ふ=ふだんの」「く=くらしの」「し=しあわせ」について体験するよい機会となりました。ありがとうございました。











