6年生修学旅行②~法隆寺~

5月8日(日)~母の日~

5月10日(火)修学旅行説明会を実施します。長く修学旅行の定番となっている奈良・京都の旅程は、今年度の計画案も踏襲します。最初の見学地法隆寺は、昨年度一昨年度は、観光客が少なく空いた状態でしたが、今年度は例年の混み具合になりそうです。多くの修学旅行研修地となっている理由を紹介します。

その1 「世界遺産~現存する世界最古の木造建築物」

・小学校の歴史学習で「卑弥呼」の次に主要人物として登場する「聖徳太子」が、蘇我氏など豪族が台頭する中、天皇中心の国づくりを進めようと建立したとされる法隆寺は、現存する世界最古の木造建築物としてその価値が評価され、世界遺産に登録されています。「お釈迦様の○○」でもある五重の塔には、さまざまな不思議があり、金堂や新しくなった宝物館で、国宝となっている仏像や玉虫厨子も間近に見ることができます。

その2 「飛鳥時代の建立」

・歴史学習が進んでいないとその価値は分かりませんが、6月の修学旅行でも、奈良時代までは学習を進めることができ、奈良東大寺と同様に既習後現地で発展学習ができる場として、多くの学校が一斉の見学地として選んでいます。

その3 「カレーライス」

・最近の問題は、コロナ禍で観光客が減ったことにより昼食会場が減っていること。契約する旅行業者の早期の手配で今年度も昨年度と同じ食堂を確保することができました。1時間半ほどの法隆寺見学を終えると、早朝出発だったこともありおなかはペコペコ。近隣の食堂でカレーライスを食べることが定番となり、「法隆寺=カレーライス」の思い出が、共有体験として修学旅行の1つめのステップとなっています。