7月30日(日)
学校統合により小中連携活動が見直され、昨年度まで実施していた資源回収活動がPTA活動からなくなりました。学校からも大量の段ボールや書籍を出しており、今年度に入ってその処理に頭を悩ましていましたが、町内の廃棄物処理業者(大丸商店様)のご厚意で、ご連絡すれば回収していただけることとなりました。先日、1回目の回収で南館廊下に山になっていた段ボールを引き取っていいただきました。「いつでも連絡して」「もっとあっても大丈夫」とお墨付きをいただきました。教材等が梱包されてくる段ボールや廃棄図書が、再び持続的なリサイクルルートに乗って安堵しています。
5年生にとって貴重な体験と思い出となる野外教育活動も、近年の課題は衛生対策で大量のペットボトルや段ボールを出してしまうことです。キャンプ場管理人さんのご厚意で、こちらも現地で引き取っていただけますが、各校が持ち込んだごみを、山奥から処分場に運ぶ作業を考えると甘えてばかりはいられません。せめてかさばらないようにと、担任S先生の事前指導で子どもたちは小さく潰して集積場所に置いたり、何年も使い回しができるBOXで工夫していました。学校キャンプも時代に合わせて変化していますが、その度に新たな課題に直面します。ゴミの減量もその一つです。
(ホットドッグ)
(マス&おにぎりを現地調達)
キャンプ場管理人さんが、「いままで一番暑い夏になっている」と大粒の汗を流して作業をしていました。キャンプ場周辺に生息する動植物にも変化がみられるそうです。「変化」が悪いわけではありませんが、急激な変化には対応への課題が生じます。問題が起こってからの事後対応ではなく、知見を集め先を見通した改善で、安全安心で持続可能な教育を展開していきたいと考えます。