校長室だより「校舎老朽化対策」

6月8日(土)

町内に限らず多くの小中学校は、昭和40年代に鉄筋コンクリートに建て替えられており、建設から50年前後となっています。各校の実状を踏まえ、学校設置者の町が、耐震補強や老朽化対策を予算化し、改修工事が行われます。また、小規模の補修は、毎年配当される修繕費で対応するしくみとなっています。

本校も南館は老朽化が進み、先日鉄筋の腐食膨張による腐食が見つかり、校務主任K先生が町教育課に報告しました。その後、教育課職員が現地確認して、関係業者に連絡し速やかな対応をとっていただきました。多くの力で協働し、施設面でも「目と手の入った学校」をめざし、子どもたちの安全安心と温かみのある環境を守っていきたいと思います。

*児童生徒数の減少により、学校規模適正化を進める本町においては、統合中学校の新校舎建設が大きな課題となっています。限られた教育予算の中で、自校主義に陥らず、中学生を含む町全体の子どもたちの学びの環境をどう整えていくかを先見性をもって考えなければなりません。