お口の健康推進~あ・い・う・べ 体操~

6月11日(火)

昨日、朝会でよい歯の児童2名を町教育員会表彰伝達しましたが、今年度の歯科検診でも子どもたちの「お口の健康」が課題であることがわかりました。食生活やマスク着用による口呼吸で、むし歯・歯周病・歯並びの悪化が、懸念される状態が続いています。そこで、金曜日朝に行っているフッ素洗口の際に、「あ・い・う・べ体操」を加える提案が、昨日の職員会議で保健主事O先生、養護教諭B先生から出されました。子どもたちが口の動きを意識するとともに、弱まっている口の周りや舌の筋肉を鍛え、きちんと口を閉じた鼻呼吸や舌の動きをよくしようとするものです。目・鼻・口など、学習の集中力に関わる部分の健康の大切さは、年齢を問いません。

「あ・い・う・べ体操」は、四拍子のキラキラ星のメロディーに「あ・い・う・べ」を歌詞として繰り返す、簡単なものです。

*口呼吸は、殺菌作用のある唾液が乾燥してしまい、歯周病菌など細菌の繁殖を促します。また、きちんと口を閉じていないため、いわゆる出っ歯歯並びの悪さにつながります。学力の面では、集中力にも差が生じ、鼻呼吸の方が学力向上につながるという研究もあります。ご家庭では、お子様の呼吸が、鼻か口かを把握することからはじめてみてください。(校長)