8月3日(土)
南知多町内小学校の多くが長年お世話になっている野外教育活動の場が、三重県菰野町朝明茶屋キャンプ場です。新名神(菰野IC)が開通し、南知多から2時間弱で行くことができます。標高が約500m、平地より2~3℃温度が低く、空気も乾燥し日陰も多いので、昼の川遊びや夜のキャンプファイヤーに適した場所です。何より、長年キャンプ場を経営しているOさんご夫婦とスタッフに皆さんのご経験に基づく陰のサポートが素敵です。
コロナ禍、学校利用が激減(南知多各校は利用を継続)し、経営の危機に立たされたこともあったようですが、最近は、ソロキャンプのニーズからテントサイトを増設するなど、オフシーズンもご多用のようです。一方で悩みなのが、近年の猛暑だそうです。7月から8月にかけては熱帯夜となることもあり、利用客の中には、バンゴローのエアコン設置要望もあるそうです。もしそうなれば設備投資や電気代がかかり、利用料金を上げざるを得ない状況となります。何より、自然体験を求めての場所、テレビやゲーム、エアコンに依存しない環境であり続けることを願わずにはいられません。
今回、夜は涼風が窓から入り、子どもたちもぐっすりと寝られたようです。透き通った冷たい川遊びで魚を捕まえその種類を尋ねたり、アブを捕って飼育しているアマゴのエサにしようともってくる様子から、子どもたちのたくましさがレベルアップしたことを実感しました。子どもたちの安全に配慮し、毎年少しずつグレードアップする管理人さんのご尽力(環境づくり)から学ぶことが多くあります。