12月6日(金)
午前中は青空に見頃のイチョウが映える天気でしたが、午後は雲が広がり初冬らしい空気に包まれています。夜は大井のイルミネーションが輝き、クリスマスツリーが似合う季節となってきました。2学期終業式は23日(月)で、授業日はあと10日となりました。広がりつつある感染症に気をつけて、学期のしめくくりにご理解ご協力をお願いいたします。
12月6日(金)
午前中は青空に見頃のイチョウが映える天気でしたが、午後は雲が広がり初冬らしい空気に包まれています。夜は大井のイルミネーションが輝き、クリスマスツリーが似合う季節となってきました。2学期終業式は23日(月)で、授業日はあと10日となりました。広がりつつある感染症に気をつけて、学期のしめくくりにご理解ご協力をお願いいたします。
12月6日(金)
学期末を迎え、4日(水)から11日(水)個人懇談会までを40分授業の日課としています。小学校の授業時間は45分(中学校は50分)が基本です。しかし、集中力の持続時間が異なる1年生と6年生が、同じ授業時間で学習を進めること自体に無理があることは、少し考えれば分かります。授業展開の基本は、「学習課題をつかむ」「見通す」「追究する」「まとめる・発展」で、「追究する」を20分ほど確保すると、残りは20~25分で、学習内容によって時間の配分を工夫して授業を構成していきます。
不登校の増加や教職員の多忙化が問題となり、「カリキュラム・オーバーロード」と言われる「学習の過積載」を見直すことが求められています。その一つの手立てが、授業時間の見直しで、小学校では40分(中学校は45分)で学習成果を落とさずに授業ができないかを模索しています。個々に異なる集中力による負担を、授業時間を短くすることで楽しく取り組めるようにし、一日6時間で30分短くなる時間を、子どもたちとのふれあいや教材研究の時間にあてようとする試みは、学習内容の精選とともに今後広がっていく見込みです。近年の学習指導要領の改定で、昔の子どもたちに比べ、より多くのことを学びを課されるようになりました。実態を踏まえない授業内容の高度化で、子どもは楽しさを見いだせず、教師も指導に疲弊する現状が、学校の教育力を低下させることに繋がっていることを深刻にとらえ、子どもたちと一緒に問題解決していく必要があります。
*理科の実験、体育科の水泳、図画工作作品の制作、家庭科実習など、45分(場合によっては90分)の活動が必要な場合もあります。学校全体で一律に決めるのではなく、時にはノーチャイム設定で、学級個別に考えていけるのも、単学級小規模校の強みかもしれません。