5年生算数科「関係図・線分図を使って」

1月29日(水)

今日の5時間目は、志学館大学の鈴木教授をお招きし、5年1組教室で算数科の授業研究を行いました。「科学クラブの定員」を、入部希望者数と倍率から求める問題で、関係図や線分図を使って数学的思考を整理し、立式をして解を求める過程を、グループや全体での対話で進める授業でした。主体的・対話的な学びは、5年生になってからいろいろな教科で取り入れてきており、全員が参加する授業として子どもたちにしっかり定着していました。何より、問題解決のために進んで意見を言える雰囲気が途切れることなく、担任のY先生との呼吸(テンポ)は、参観者にも心地よく感じられる展開でした。

課題は、より子どもたちの実態に寄り添い、適切な前時の振り返りと課題提示、学習の主体者として納得解を導き出す支援の工夫です。レベルの高い授業課題は、まちがいを恐れず、課題解決に向けて真摯に取り組むよい学習集団に育っていることの証しです。

*午前中は他地区の中学校の授業指導をされ、県内をまたにかけて現場で指導してくださる鈴木教授からも、貴重なご示唆をいただきました。校内の現職教育にも絡め、ご教示の内容を生かしていきたいと思います。

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