校長室だよりスピンオフ「スクールバス」

6月27日(土)

南知多町には4台のスクールバスがあります。豊丘小統合した際に豊浜小に2台、山海小との統合に伴い内海小へ2台がそれぞれ配置されました。今年度から内海配車のA号車は、山海地区に加え、低学年も自転車通学を続けてきた内福寺方面も回ることができるようになり、登下校の安心や雨の時に車で送迎をされてきた保護者の負担軽減につながっています。また、町への申請により、町内外の校外学習や部活動の練習試合の移動にも活用することができ、バス代を町が負担してくださることにより統合をしたメリットとして教育活動の充実にもつながってきました。バスの持ち主は南知多町ですが、運行するためには特別な資格をもつ運転手の確保が必要で、バス会社との契約により安定的な運行がなされています。新型コロナ感染の対策の中で、わたしたちの生活を支える仕事(エッセンシャル・ワーカー)として、運転手さんも脚光を浴びるようになりました。水道のように「使えることが当たり前」となると、日常では感謝の気持ちが減り、止まった時にありがたみを感じるようになります。利用する子どもたちには、まず『感謝の心』をもち、元気にあいさつ(おねがいします・ありがとうございました)をすることを指導しています。

最近は、換気のため窓を少し開け、運転手さんと児童はマスクを着用しています

*町教育委員会の構想である「学校規模の適正化」を考える時に、場合によっては校区拡大により、今以上のスクールバスの運行が必要となっています。現在配置されている二校の実績が参考となり、「未来の学校」に生かされていくことになります。

<余話>「宝くじ号」と書いてあるので、ときどき児童から質問を受けますが、正確に説明しても短時間では低学年には理解が難しいので、「くじで当たったからもらえたのかな?賞品としては、豪華すぎるね。わかったら教えてね」などと、とぼけてきました(^_^)。朝会で時間のあるときにお話できればと考えています。

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