地域防災力の向上~内海山海防災連絡協議会の取組~

2月26日(土)

今夜、内海防災センターで内海山海防災連絡協議会第3回役員会が開かれました。本年度の取組として、普及が遅れている「家具固定」について現状と課題を上げ、次年度も重点的に取組を進める方針が提案されました。コロナ禍を受け、今年度は地域の避難訓練が「シェイクアウト訓練」のみとなりましたが、巨大地震に見舞われた場合、本町の想定では津波被害以上に死者が多いと考えられているのが、家具の転倒や家屋の倒壊による圧死だそうです。防災教育は本校でも取り組んでいますが、運動場への一次避難、高台への二次避難訓練が中心で、家庭における防災体制は把握が難しく、課題が残ったままです。校内安全だけでなく、生活の2/3以上を過ごす家庭・地域での安全に関心が高まり実践的な態度に結びつくよう、防災教育も「深い学び」を進めていきたいと考えています。

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