学校評価アンケートでのご質問より①

12月22日(水)

ご多用の中、学校評価アンケートへのご協力ありがとうございました。その中で、保護者の皆様より記述欄でいくつかご質問・ご要望がありました。即答できるご質問に関して、いくつかを抜粋してお知らせいたします。全集計結果のおしらせは1月以降となりますのでご了承ください。

Q1 学年・学級だよりをホームページにアップできませんか?

 A:当ページをご活用いただいてのご要望と感謝申し上げます。ホームページにもあげている学校だよりや給食献立、資源回収のご案内は、不特定多数の方に誤解なくご覧いただけるように表現に配慮(時として形式的なものと)しています。一方、学年・学級だよりは、対象学年の児童と保護者に紙媒体で配布することを前提に記事を書いていますので、時には児童名などの個人情報が混じります。より親しみやすい紙面とするため、名前が特定できそうな児童の写真を掲載する場合もあります。よって、インターネットによる公開は不適と考え、原則公開は控えています。ただ、ホームページアップを前提に記事が書かれた場合は、原則を外してアップすることもあります。読んでいただく方と情報リテラシーを意識し、内容を吟味していますので、ご了解をお願いいたします。

Q2 交通立ち番をしていると児童のあいさつができないと感じる。学校で指導してほしい。

 A:毎日ボランティアで立ち番をしてくださっているスクールガードの方からもご指摘をいただいており、小学生の登校時のあいさつは長年の課題となっています。全校朝会や通学団指導、児童会によるあいさつ運動を継続していますが、一時的に改善されても、なかなか定着していないのが現状です。2年に及ぶコロナ禍マスク着用もあり、声を出してのあいさつに抵抗を感じて使い分けができない児童も多いようです。一方、校内では多くの児童が自然なあいさつを教員と交わしています。「登校時の校外」であいさつができないのは、習慣が定着していないこと以外にも、低血圧や起立性調節障害、睡眠不足など様々な要因があり、一斉の規律指導が馴染まない部分もあります。あいさつは、学校・家庭・地域の風土として子どもに身につくコミュニケーションスキルです。定着させるには、あいさつの心地よさを町中で共有すること。大人がまず笑顔であいさつを交わし、範を示すことが大切です。今年度は、会長I様の提案で、PTA活動でも力を注いでいただいております。「おはようは、元気なスタートのバロメーター」個人差を認めながら、心が通うあいさつをめざしていきたいと思います。

*内海小・中学校で8年間ほぼ毎日交差点で立ち番をしてきましたが、小学生では3割程度であるのが、中学生は9割ほど「自分からのあいさつ」ができるようになります。発達段階もありますが、義務教育卒業の頃になれば、TPOを踏まえ、あいさつの意義をしっかり自覚した頼もしい少年少女に成長しています。(校長)

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