2月4日(土)
少子化による部活動の減少や教職員の働き方改革を受け、町内小中学校でも部活動や大会の見直しが進んでいます。すでに、知多地方では南知多町だけとなっていた町小学校陸上競技大会が、来年度から廃止されることが決まり、南知多中学校への統合により町内での学校間の対抗が難しくなったことから、町中学校体育大会は、近隣町の学校を招待する「近郊大会」として、各部活動ごとに企画される方向で検討が進んでいます。
また、地域で多様なスポーツ・文化クラブが存在する都市部と異なり、このままの地域移行は本町では困難な実情もあります。先週から再開した本校の部活動では、異学年で同志の子どもたちと顧問の先生が、授業とは異なる笑顔で汗を流す姿が見られました。「両得」は困難ですが、「両失」とならないように、変化の時期を適切に見定めた、段階的な移行が子どもたちの「きぼうの笑顔」を守ることになります。
*主体的・対話的で深い学びは、課外活動でもある部活動でも推奨されます。子どもたち自身が課題をみつけ、練習計画や表現(大会や発表会)の場を考え、顧問はそれを支援する見通しをもった部活動が、生涯学習の基盤を培う学校教育にふさわしい活動です。