守ろう!「目と歯、そして睡眠」

5月3日(金)

今日は「憲法記念日」で、大型連休後半(4連休)のスタートです。多くの児童には自由な時間が多くなると思われますが、ここで健康面で注意したいのが、「目」「歯」「睡眠」の3つです。連休後の円滑な学校生活再スタートのために、以下の点に、ご留意ください。

<目>

〇 長時間ゲームや動画を視聴することにより、子どもの視力の低下傾向が止まりません。健常の人の場合、情報収集の7割が視覚と言われます。「目にもやさしい生活習慣」を、子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。

<歯>

〇 3食後の歯磨き習慣の継続。特におやつを食べる時間が生まれるので、常に食べかすが口の中に残りやすい状態となります。ゴシゴシ磨く必要はありません。歯垢や歯石となる前に、こまめに丁寧に「歯にやさしい」習慣化を促していきましょう。

*先日の歯科検診の結果、口呼吸による悪影響も助言されました。

<睡眠>

〇 お休みの日の楽しみに「夜更かし」や「朝寝坊」があります。ストレスから解放されリラックスできる環境は子どもにもよいのですが、起床や就寝時刻の2時間以上のズレは、生活のリズムを崩し、元に戻す大変さを伴います。また、日本の子どもの睡眠時間の少なさは「世界最悪レベル」とも言われ、心身の健康に支障をきたす事例も少なくありません。よい睡眠は、心身の健康と学力の向上につながります。小学生の場合は「夜10時には熟睡し、9~10時間以上脳と体を休めること(「体にやさしい生活習慣」)」が成長に欠かせません。

*モノと情報が子どもたちの生活にもあふれる社会。これらの習慣化は、一朝一夕で確立できるものではなく、特に小学生以上になれば本人の自覚・納得が大切です。指導・強要ではなく、時間をかけてスモールステップで、改善を共に喜ぶ姿勢を大切にしたいと思います。