1月19日(木)
6年生は、昨日の「がん教育教室」に続き、税理士の小笠原様をお招きし、「租税教室」に参加しました。国民の義務である「納税」については、1学期の社会科で学習していましたが、子どもであっても消費者として消費税を納める社会です。税の種類やその使途を確認しながら、その必要性を学びました。6年後、18歳で主権者として選挙権を与えられ参政権を得ることになります。税金の適正な使い道についても関心を持ち、時に政治を正す力をもつ社会の担い手になって欲しいと願っています。
*選挙権、就労、納税は、社会の一員であることを自覚する機会です。投票権がなく、義務教育を優先する子どもにとっては、消費税等の税金が、社会を支える一助となっていることを知ることが、社会の形成者としての自覚を生む第一歩です。キャッシュレス時代が進み、お金を支払うことへの意識を持ちにくい社会になっていきますが、多くの場合商品やサービスを提供してもらう代金の中に、税金が含まれます。投票と同じように使われ方次第で、人々のくらしを豊かにも不幸にもすることを再認識するきっかけとして「租税教室」を位置づけています。