夏休み1/3通過~長期休業の睡眠~

8月6日(火)

夏休みも3週目に入り、期待以上にオリンピックの選手の活躍が連日飛び込んできます。大人も子どもも寝不足になっている日本人が多いように思います。応援する気持ちは大切ですが、睡眠不足は、生活のリズムを崩し、熱中症や学力低下、精神不安定にもつながりますので、常態化しないようにご留意ください。引き続き、よい夏休みをお過ごしください。

<睡眠豆知識>

・小学生の睡眠時間目安(低学年10時間以上  高学年10時間程度)

・起床時間を2時間以上ずらさない

*大リーグ大谷選手の活躍の陰には、十分な睡眠があることはよく知られています。「寝る子はよく育つ」のことわざ通り、睡眠は、子どもの健全発達の基盤です。

校長室だより「インサイドヘッド」

8月5日(月)

先日の「知多地域特別支援教育ふれあい研修会」の講師大瀧和男氏の講演の中で、強調されていたのが、人の感情は「事実→認知」が前段にあるということです。感情(喜怒哀楽等)の表出でトラブルが多くなりがちな子どもたちには、事実は変えられないが「認知」の仕方を変えられれば感情も変化するという内容は、自身の経験も踏まえ納得できることが多くありました。同じ事実に直面しても子どもによって受け取り方はまちまちで、その認知によって表出される感情は異なります。ごちそうであるはずの「カレーライス」も中に大きな夏野菜をみつけると、野菜の好き嫌いで食欲が異なります。夏野菜という事実は変えられませんが、カレーの染み込んだ野菜の味覚や食感を丁寧に伝えることで、食べられるものも増えるかも知れません。また、食べられなければ取り除き、野菜の栄養が溶け出したカレールーは気にせず食すことができる場合がほとんどでしょう。「認知」にも特性やそれまでの経験で『個性』があります。個に寄り添うということは、その個性のよき理解者となることです。「指導・支援の前には『理解』がある」、教育全般に通じる理念を大切にしたいと思います。

*最近公開された頭の内側を描いた映画は、思春期の児童心理を究めた秀作です。子どもたちの表現の前に頭の中でどんな葛藤があるのかを想像すると、感情に感情で対処してしまうケースを克服することが出来るかもしれません。

校長室だより「キャンプ場管理人さん」

8月3日(土)

南知多町内小学校の多くが長年お世話になっている野外教育活動の場が、三重県菰野町朝明茶屋キャンプ場です。新名神(菰野IC)が開通し、南知多から2時間弱で行くことができます。標高が約500m、平地より2~3℃温度が低く、空気も乾燥し日陰も多いので、昼の川遊びや夜のキャンプファイヤーに適した場所です。何より、長年キャンプ場を経営しているOさんご夫婦とスタッフに皆さんのご経験に基づく陰のサポートが素敵です。

コロナ禍、学校利用が激減(南知多各校は利用を継続)し、経営の危機に立たされたこともあったようですが、最近は、ソロキャンプのニーズからテントサイトを増設するなど、オフシーズンもご多用のようです。一方で悩みなのが、近年の猛暑だそうです。7月から8月にかけては熱帯夜となることもあり、利用客の中には、バンゴローのエアコン設置要望もあるそうです。もしそうなれば設備投資や電気代がかかり、利用料金を上げざるを得ない状況となります。何より、自然体験を求めての場所、テレビやゲーム、エアコンに依存しない環境であり続けることを願わずにはいられません。

今回、夜は涼風が窓から入り、子どもたちもぐっすりと寝られたようです。透き通った冷たい川遊びで魚を捕まえその種類を尋ねたり、アブを捕って飼育しているアマゴのエサにしようともってくる様子から、子どもたちのたくましさがレベルアップしたことを実感しました。子どもたちの安全に配慮し、毎年少しずつグレードアップする管理人さんのご尽力(環境づくり)から学ぶことが多くあります。

閉村式 管理人さんのお言葉

校長室だより「空き家」

8月2日(金)

町内では人口減少により各地区で空き家が目立つようになっています。所有者の中には維持管理が難しく、取り壊すこともできない状況の方もみえます。学校正門近くにも長年空き家となっていた家屋がありましたが、所有者のご理解で解体工事が進んでいます。猛暑が続き作業員の方のご苦労には感謝しかありません。撤去後は見通しがよくなり、通学路の安全にも繋がります。敷地外ですが、道路側に伸びすぎた桜の枝も、背の高い車の通行の妨げになりそうです。景観的にも明るく見通しのよい学校であるために、今夏の環境整備のひとつにしたいと考えています。

解体が進む家屋

知多地域特別支援教育ふれあい研修会開催

8月1日(木)

8月に入りましたが、連日猛暑が続きます。暑さ対策並びに感染症(新型コロナ、マイコプラズマ肺炎)にご注意ください。

今日は、知多地域の小中学校教員・保育士等500名ほどが常滑市文化会館を会場に、特別新教育に関する研修を深めました。本校からも校長、教務主任、特別支援教育コーディネーターが参加し、子どもたちの将来の自立を期し、子どもの発達と愛着の関係や、「ほどよいよさ=Good Enough」をキーワードに一人一人に寄り添う教育観を更新しました。子どもの発達支援については、適宜教育相談の体制をとっていますので、お気軽にご相談ください。(窓口:教頭、特別支援教育コーディネーター)

講師 医療法人和音会 かずおメンタルクリニック医師 大瀧和男 氏

<幼児期に気になる子ども例> *以下のことが問題ではありません。

・大人しく無口な子  ・一人で大人しく遊ぶ子  ・見えすぎる子  ・天真爛漫な子

・記憶の良すぎる子  ・世話を焼く子  ・年齢以上にしっかりして、模範になる子

5年生野外教育活動報告⑩~ありがとう 朝明茶屋キャンプ場~

7月31日(水)

14時日間賀小学校児童の進行で合同閉村式を行い,楽しくかけがえのない思い出ができた山での2日間も閉幕。お世話になったキャンプ場の風景を,みんなで目に焼き付けていました。

*これでホームページでの紹介を終えます。ご覧いただきありがとうございました。到着時刻については,メール配信でご確認ください。

5年生野外教育活動報告⑨~マスの塩焼き&おにぎり~

7月31日(水)

沢登りの間に,管理人さんたちが炭焼きしていただいたマスを,一人一匹ずつ,おにぎりといっしょにいただきました。新鮮な川魚の味を楽しみ,ほとんどの児童が完食でした。

5年生野外教育活動報告⑧~沢登り~

7月31日(水)

日間賀小学校5年生といっしょに,近くの清流で沢登りを楽しみました。大きな固い岩,海と異なる流れる冷たい水を体感しながら,交流による友達づくりも進みました。

5年生野外活動報告⑦~ますつかみ~

7月31日(水)

朝食後,水着に着替えて近くの専用池でますつかみを行いました。はじめは怖がっている児童もいましたが,一人一匹以上捕まえ,笑顔で記念写真を撮りました。そのあと、マスのさばきを体験しました。お昼は,新鮮なマスの塩焼きがいただけます。

*次は,沢登りの様子をお伝えする予定です。

5年生野外教育活動報告⑥~朝の集い・朝ごはん~

7月31日(水)

辺りが明るくなった7時から朝のつどいを,日間賀小学校と合同で行いました。その後の朝食風景をとともに,お伝えします。今日もいい一日となりそうです。

*次は,ますつかみの様子をお伝えします。