３月２９日（日）
短い春休みも半ばとなりました。例年は、春祭りに向けて準備をする区が多くあり、夜はお囃子の音や棒の手の練習で、子どもたちが繰り出しています。そこでは、多くの大人に見守られ、ふれあいと笑顔が、子どもの健全な心を育んできました。今年は、多くの区で春祭りの中止や縮小、延期が決まっており、子どもたちにとっても、地域での楽しみが減る春となっています。町内では、まだ新型コロナウィルスの発症は確認されていませんが、首都圏を初めとする都市部の状況からは、感染症対策が長期に及ぶことを覚悟する必要を感じさせます。社会・経済に与える影響も、「経験したことのないもの」となる可能性が出てきました。短期的な視点では、「ピンチをチャンスに変える」ことは難しいかもしれませんが、地域・社会情勢を踏まえ、子どもの健全な成長に必要な学校教育の在り方を見つめ直す機会としていきたいと考えています。
