保健指導「マスクの着脱」

4月8日(土)

4月に入り、大人社会は脱マスクの方向へ歩みを進め、経済活動は人流制限を考えた数年からコロナ禍以前に戻ってきています。一方、医療機関、介護福祉施設などでは、感染が患者・利用者の命に直結する事情から、マスク着用は欠かせません。また、学校生活では、入学してからずっとマスク生活の低学年、クラスターの発生が「学級閉鎖」に直結する事情を理解する児童、自分の感染が保護者の勤務に影響することを懸念する児童らに、マスク着用の意識が定着し、一律に「脱マスク」を指導することはできません。「個人の判断」という言葉は、責任まで個人に押しつけるような印象を与えますが、一人一人事情が異なることを児童にも当てはめ、「自分自身で着脱の是非を考えられるようにすること」が、適切な保健指導です。

5月大型連休後には、「5類への移行」となり学級閉鎖基準はインフルエンザ並みとなり、個人の「かぜ症状の出席停止扱い」も解除となります。また、屋外や運動時は「熱中症対策」を優先する季節となります。子どもたちに正しい保健知識を学ばせ、素顔のコミュニケーションの大切さも伝えながら、個の判断を尊重していく方針です。国民の半数程度が抗体を有した現在は、第7,8波のような大流行は起こらないという専門家の見解もありますが、校内の感染状況に合わせて、感染症対策のレベルを変えることで、適切な教育環境を維持していきたいと考えています。ご家庭でも、ぜひお子さまと話し合っていただくことをお勧めいたします。(校長)