11月8日(火)
多くの子どもたちは、生まれた時から通信機器(スマホ、ゲーム機等)が身近にあり、学習への弊害やさまざまなトラブルに巻き込まれやすい環境にある子どもたちの現状を知り、対策を考える知多地方小中学校長会研修会がありました。「ゲーム依存」「SNSトラブル」「出会い系犯罪」「侮辱や個人情報漏洩の投稿」などの問題を防ぐには、ネット環境を手にする前に、多く知識をもち、ルールやモラルを守る良心と賢さが必要になります。(=単なる遊び道具ではない)
子どもが通信機器(男子はゲーム機、女子はネット接続のテレビ・スマホが上位)を手にする年齢は、小学生期へと低年齢化が進んでいます。多くがネットでつながる超スマート社会では、子どもたちでさえ「危ないから遠ざける」から、「正しく怖れ、かしこく使いこなす」力を、子どもたちと一緒に考えることが、問題対策に必要な基本姿勢です。子どもたちだけで学ぶにはリスクが大きすぎるので、安全安心な学ぶ場を、学校そして家庭で確保していく必要があります。
*子どもたちへのアンケート結果では、大人や学校がつくったルールより、子どもたち自身が話し合ってつくったルールの方が守る意識が高まります。「主体的・対話的で深い学び」の過程を経たルールづくりが必要です。