5年 調理実習             ~カレーライスをつくりました~

令和3年7月9日(金)5,6時間目 5年生 家庭科室

 7月27日,28日に予定をしています三重県菰野町での野外教育活動に向けて,5年生が調理実習を行いました。例年この時期に聖崎公園の屋外バーベキュー施設をお借りして,飯ごう炊飯の練習をしていますが,今年度は家庭科室でカレーづくりを中心に実習をしました。

 野菜を洗って,皮をむいて,包丁で切り,鍋に油を入れて炒め,水を加えて煮込み,ウインナーを入れ,最後にカレールーを溶かして,おいしい中辛のカレーができあがり!ご飯は、飯ごうを使って2合、耐熱ガラス製の鍋で2合炊きました。飯ごうを使ったお米の炊き方が分かり、野外教育活動当日も今日練習した方法で自信をもって臨んでほしいです。また、耐熱ガラス製の鍋でお米が対流しながら水分を吸収しながら炊きあがっていく様子を見ることもできました。

 みんなと協力してつくったカレーライスの味は,格別で,子どもたちの満面の笑みがこぼれていました。野外教育活動当日の飯ごう炊飯が楽しみです。

6年総合「大井小の歴史を学ぼう」~卒業生のお話を聞く会③~

令和3年7月9日(金)5時間目  6年生 教室

 6年生は,総合的な学習の時間に「大井小学校の歴史」について学習しています。7月9日(金)の5時間目に現在も大井にお住まいの元大井漁協組合長の石黒友之さんを講師にお招きし,「卒業生のお話を聞く会③」を実施しました。石黒さんは昭和9年生まれの86歳、大井小学校の大先輩です。

 昭和16年4月、石黒さんは師崎第一尋常小学校から師崎町立大井国民学校に学校の名前が変わった年に入学しました。その時の1年生は78名、全校児童は578名だったそうで、現在の全校児童66名の9倍あまりもいたことを聞き、子どもたちはとても驚いていました。学校の裏山で撮影した1年生78名の写った学級写真を見せていただき、当時は男児は丸刈り頭で折り襟の制服、女児はおかっぱ頭で洋服を着ていたということが分かりました。太平洋戦争さなかで、戦況が悪化し、食糧難で学校の運動場を畑にして「いも」を育てていたそうです。当時は生きていくことで精一杯で、勉強をしたくてもあまりできなかったそうです。

 昭和19年12月7日13時30分頃、石黒さんが4年生の時、震度8.0の東南海地震が発生しました。昼休み後の授業中に教室で被災されたそうで、窓ガラスがガタガタ言って割れる音、天井が崩れてきてあわてて運動場に逃げ、身を寄せ合って揺れが治まるのを待っていたこと、運動場に波を打つように地割れができていたことなど、77年前の出来事を鮮明に憶えておられて、子どもたちに語ってくださいました。津波の被害こそありませんでしたが、大井小学校の前を流れる大井川に海の水がすごい勢いで昇っていき、しばらくすると逆方向の海の方に水が引いていく様子を目の当たりにしたそうです。

 昭和22年3月大井国民学校を卒業され、4月に新しくできた師崎町立師崎中学校に入学しましたが、新校舎が完成するまでの1年半は、小学校の教室を借りて勉強したそうです。お話の最後に石黒さんが子どもたちにクイズを出してくださいました。「石黒さんが小学生だった今から80年前に小学校にあったもので、現在の大井小学校に今でも残っているものが、3つあります。それは何でしょう?」・・・・・・・   

 答えは、①大井小のシンボル「くすのき」、②くすのきの近くにある「二宮金次郎像」、③視遠橋前の正門の石で作られた「門柱」です。6年生の子どもたちは見事、全問正解でした。あっという間の45分間。途中、雷が鳴り、嵐のような天候に見舞われましたが、子どもたちは、集中力を切らすことなく、興味をもって、最後までお話に聞き入っていました。

 大井小学校が149年の歴史に幕を閉じる最後の年に、大井小学校の大先輩である石黒さんに、戦中の貧しかった頃の小学校での生活の様子、東南海地震での被災体験などを子どもたちに直接語っていただいたことは、大変意義深く、子どもたちにとって忘れることのない貴重な経験となりました。石黒さん、ありがとうございました。

第1回学校保健委員会         「感染しない・させないために大切なこと」~日ごろの予防を見直そう~

令和3年7月8日(木)5時間目 4,5,6年生 体育館

 「感染しない・させないために大切なこと」をテーマに第1回学校保健委員会を開催しました。前半は,保健・給食委員会の児童が感染症についてのアンケート結果を発表しました。「シトラスリボンを知っていますか?」「友だちがコロナに感染して、元気になったら、また一緒に遊びたいですか?」などの事前に行ったアンケートの結果について,分かりやすく発表していました。

 後半は,いなぶ健康アカデミーの岩本里美さんを講師にお招きし,感染症を予防するために大切なことなどについて,ご講演いただきました。手洗いチェッカーを使って、手洗い後の洗い残しがないかを確かめたり、ワークシートを使って、新型コロナウイルス感染症を予防する上で大切なポイントについて考えたりしました。また、ウイルスに負けない強いからだを作る5つのことも教えていただきました。①太陽の光を浴びよう②よく眠ろう③バランスよく食べよう④運動しよう⑤お口の機能をアップさせようの5つです。⑤はお口の体操をすることで唾液の分泌を促し,お口の機能を高める効果があることを紹介してくださいました。ご家庭でも,ぜひ試していただけたらと思います。

 いまだなお、コロナウイルスへの感染リスクが高まる状況にありますが、今日の学校保健委員会を通して、私たちの身近で感染してしまった人がでた場合に、その方たちにどのように接していくとよいのかを考える機会になりました。シトラスリボンの3つの輪の意味を理解するとともに感染症予防の正しい知識を身に付け、差別や偏見なく接することができるようにしていきたいです。

食に関する指導  ~米のよさを知ろう~

令和3年7月8日(木)4時間目 5年生

 5年生は、4時間目に栄養教諭による食に関する指導がありました。まず、近年、肉や脂質、乳製品の消費量は増加しているのに対し、米の消費量が減少していることに気付くことができました。

 そして、食生活の変化や日本の食糧事情についてみんなで考えました。社会科や総合的な学習の時間に米のことを学んできたので、真剣に考えることができました。また、給食では「地産地消」を取り入れ、国産の食材を積極的に使うことで地域の活性化につなげる努力をしていることも教えていただきました。

 最後におかずについて、米と一緒に昔から食べてきた食品「ま ご わ や さ し い」について紹介していただきました。今日の食の指導を通して、児童は米を主食とする食事の大切さを理解し、進んで米を食べようとする意識をもつことができました。

ボランティアによる読み聞かせ

令和3年7月8日(木)8:25~35 各教室

  1学期最後のボランティアによる読み聞かせがありました。梅雨のじめじめとした天候の中、早朝より来校して,読み聞かせをしてくださり,本当にありがたいことです。子どもたちはいつも知らず知らずのうちに本の世界に引き込まれ,目を輝かせて聞いています。聞く力を養うとともに集中力を高め、落ち着いた雰囲気の中、一日のスタートを切ることができました。おかげで読書への興味や関心が高まり,好ましい読書習慣が身に付いてきています。2学期以降も引き続きよろしくお願いします。

6年総合「大井小の歴史を学ぼう」~卒業生のお話を聞く会②~

令和3年7月7日(水)5時間目  6年生 教室

 6年生は,総合的な学習の時間に「大井小学校の歴史」について学習しています。大井小学校の沿革誌をもとに開校から現在に至るまでのさまざまな出来事について調べたり,学校に保管されている貴重な写真や資料に目を通したりしています。

 7月7日の七夕の5時間目に大井小学校の卒業生である大井町づくり協議会の石黒様をはじめ7名の会員の皆様を講師にお招きし,「卒業生のお話を聞く会②」を実施しました。明治6年、今から149年前に大井の性慶院に大井小学校の前身である「義校(ぎこう)」が創設された当時の歴史的背景やその後、現在の大井公民館の場所に校舎が建てられた頃の様子、また、現在の大井小の場所に第1棟、第2棟、第3棟と校舎が建てられた時の様子などを当時の写真を提示しながら、お話をしてくださいました。子どもたちは、興味をもってお話に聞き入っていました。大井町づくり協議会の皆さん、ありがとうございました。

七夕飾り ~短冊に願いを込めて~

令和3年7月7日(水)

 例年この時期に実施しております児童会行事の「七夕集会」は昨年度に引き続き、今年度もコロナウイルス対策で中止になりました。先週から今日までの間に1階の教室前に設置した笹に全校児童が思い思いの願い事を書いたカラフルな短冊を飾りつけました。「コロナがはやくおさまりますように」「幸せな時間を過ごせますように」「家族全員がずっと健康でいられますように」・・・コロナ禍ということで、コロナの収束を願う願い事や家族の幸せや健康を祈る願い事がたくさん書かれていました。

なかよし班活動 ~紙ずもう大会~

 令和3年7月7日(水)・8日(木)大放課10:25~

 今年度2回目のなかよし班活動を大放課に行いました。 本校には、全学年の児童を8つのたてわりのグループに分けた「なかよし班」があります。その「なかよし班」で行う活動を「なかよし班活動」とよんでいます。今日は,8つの班に分かれて,紙ずもう大会を行いました。紙ずもうで使う土俵やおすもうさんを厚紙にカラー印刷した台紙は,大井老人クラブ連合会の皆さんがご好意で児童数分を準備してくださいました。「コロナ禍の子どもたちが楽しんでもらえたら」との温かいお心遣いをいただき、ありがとうございました。

 割り当てられた各教室で,なかよし班ごとに集合し,1年と6年,2年と5年,3年と4年がペアになって,台紙の土俵やおすもうさんをはさみで切り取った後,さっそく紙ずもうを始めていました。「はっけよーい,・・・のこった,のこったのこった・・・」あちこちの教室から,白熱した戦いをしている様子が伝わってきました。明日も,なかよし班ごとに,今日とは違うペアで紙ずもうをする予定です。

5年 音楽 リコーダー演奏 ~星笛~

令和3年7月6日(火)6時間目 5年生 音楽室

3年生になってから練習を始めたリコーダー。5年生は、もうすっかり指の動かし方を覚え、上手に演奏できるようになってきました。今日は、8分の6拍子のリズムの取り方を練習したり、上のパートと下のパートの関わりを、きき合いながら演奏したりしました。

2年 図工「大輪の花火を描こう」

令和3年7月6日(火)5時間目 2年生 教室

 2年生は図工の時間にスクラッチペーパーシートをペンでけずって、大輪の花火を描きました。花火大会の写真を参考にして、一人一人が思い思いにペーパーシートを少しずつけずっていきました。どの子もすごい集中力で取り組み、カラフルで個性あふれる作品を完成させることができました。教室に掲示しましたので、来週の学級懇談会にご来校の折りにぜひ近くでご覧ください。