「働き方改革」研修会~質の高い学び・業務改善~

1月27日(土)

昨日午後、学校の「働き方改革」に関する研修会がオンラインで開かれました。学校の多忙化が、教師不足・不適切な指導など子どもたちの教育環境に悪影響を与えているニュースがここ数年報道されるようになりました。コロナ禍を経て、本当に必要な教育活動を見直す機運が高まり、子どもたちの願いを踏まえ、保護者・地域の皆様のご理解を得ながら、本校でも業務改善を進めています。学校の「働き方改革」の主目的は、「子どもたちに質の高い教育を持続的に提供すること」です。本校の実情を踏まえ、引き続き改善に努めていきますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

<研修会資料より>

<業務改善に伴う本校の実践>

① 「主体的・対話的で深い学び」の推進(個別最適な学び・協働的な学びの推進)

② ICT機器の活用・会議資料・保護者連絡のペーパーレス化

③ クラブ・委員会・部活動をより児童主体の活動

④ 学校行事の精選・地域協働活動の推進(地域行事連携・地域教育資源の活用) 

4年生国語科説明文の学習

1月27日(土)

昨日、4年生は国語科で説明文を読解する学習をはじめました。題材は、美味しいけれどまだまだなぞの多い「ウナギ」の生態で、天然のウナギがどこで生まれ、どのような成長をとげるのかを、4年生の言語力に応じた文章表現でまとめられています。説明文の構成は、段落で分けられた「起承転結」です。読み手が興味深く読み進める工夫、わかりやすく誤解のない表現にふれる機会です。SNSの普及で、絵文字などを使い短文で意思をやりとりする伝達方法が発達していますが、誤解から行き違いもしばしば起こります。多少長文であっても、書き手の意図(主題)をとらえ、豊かに読み解く力が育つことを願っています。

陶芸美術作品の寄贈(柴垣江舟氏)

1月26日(金)

地元美術作家の柴垣江舟(えしゅう)氏より、陶芸作品を寄贈していただきました。今回は2回度目で、前回はデッサンのモデル像2体とご自身が最初に手作りした石膏像をいただいています。柴垣様は師崎出身で、子育てが一区切りついてから、単身でイギリスに渡り、現地の大学院に所属しながら美術を学び、「愛と鳥たち」をテーマとした個展をヨーロッパ各地で開いてこられたそうです。帰国後も陶芸作品の制作を続け、提供の依頼を受けた南知多町役場や企業にその作品が飾られています。子どもたちの情操は、道徳教育によってのみ養われるものではありません。自然や図書、美術品など、美しいもの、出会ったことのないものを五感を働かせてふれたときに、小さく時に劇的に高まるものです。大谷選手のグローブ同様、しばらくは正面玄関に飾り、以後はより常設展示場所を確保し、日常で子どもたちの目に触れるような環境を整えていきたいと考えています。

鳥をイメージした花卉 愛をテーマに2つセットで1つの作品です。