今日は久々に「コミュニケーションタイム」について紹介します(^ ^)b
今回は「LGBTQ」についての中日子ども新聞の記事を活用して,話し合いを行いました。
「LGBTQ」とは,「レズビアン,ゲイ,バイセクシュアル,トランスジェンダー,クエスチョニング」の頭文字をとったもので,「同性に恋愛感情を抱く」「男女どちらにも恋愛感情を抱く(抱かない)」「自分自身の性を決められない」「自分自身の性が分からない」などといった人たちのことです。
突然ですが,ここで質問です!(4~6年児童にも考えさせています)
Q. 日本にはLGBTQ層の方がどれくらいいると思いますか?
①およそ0.1% ②およそ1% ③およそ10%
正解は・・・③の10%,つまり10人に1人はLGBTQ層の方がいるということです。これは,左利きの人やAB型の人の割合とほぼ同じなのです!これは要チェックや!!本校で一番人数が少ない学年の児童数は10人ですが,その中に1人はいても不思議ではない,という現実に,児童も少なからず驚いていたようです。
そして「あなたの身近な人でLGBTQと思われる人はいますか?もし,身近にそうした人がいたら,あなたはどのように接したいと思いますか?」というテーマについて話し合いをしました。大人でも難しいテーマですよね(^◇^;児童の発言を聞いていると,「あんまり関わりたくない」という意見もありましたが,「特別扱いするのではなく,普通に接する」という意見が多かったように思います。
何とか話し合いを深めようと,百戦錬磨の担任の先生達は,各グループに問いかけをしたり,アドバイスをしたりと働きかけます。そんな中,「普通に接する」派が大部分を占める某学級担任は,より具体的にイメージをさせようと,「もし先生が,体は男だけど心は女だったとして,一緒に着替えたり,お風呂に入ったりできる?」と突っ込んだ質問をすると,児童は「そ・・・それは・・・!!(;´•ω•;)
(汗)」と困った模様。かくして,その後は担任のねらい通り話し合いが盛り上がったとさ。めでたし,めでたし!
これからも児童のコミュニケーション能力を高めるべく,児童が興味をもつことができる教材研究および担任の力量向上に努めていきます!!