3/20(月) THE 涙の卒業式!

 6年生の卒業を祝福するかのような晴天の下,卒業式が無事に開催されました(^ ^)

9時30分卒業生入場前の体育館内には,とても張り詰めた空気が流れていました。教師も児童も「絶対に最高の式にしたい!」という緊張感で一杯でした。。。

 そして,そのときはやってきました。「卒業生,入場!」

 まずは6年担任およびわくわく1・2組の担任が入場します。特に聴衆の目をひいたのが,いつもとはイメージが全く異なる6年担任です!会場からも「おぉー!」という声が漏れ聞こえます。

 卒業生の入場も堂々たるものでした。中学校の制服に身を包み,本当に落ち着きを感じさせる歩き方に感動すら覚えました。

 国歌斉唱に続き,本日のメインイベントの一つである『卒業証書授与』が行われました。

 トップバッターのS君は,昨日(日曜日)にも保護者とともに来校し,担任とともに体育館で自主練をするほど,この日のために練習を重ねてきました。「はいっ!!」体育館中に響く返事の後,途中しっかりと来賓,教員に深々と礼をしながら,堂々と演壇に向かい,しっかりと証書を受け取りました。その姿を見た保護者の方や担任の喜びはいかばかりだったでしょうか。私も思わず目頭が熱くなりました。続くT君は,保護者に向けた決意文(メッセージ)を読み上げる際には涙をこらえきれず,その姿を見た我々もまた涙が止まりませんでした。。。

 涙をこらえながら,担任は万感の思いを込めて一人ひとりの名前を呼びます。子どもたちも,担任の思いに答えるべく,全力で返事をします。司会席に座っている私の涙腺も緩みっぱなしです。。。

 余談ですが,私にも小学校6年生の子どもがいます。ふと,「我が子は今頃どんな思いで卒業証書を受け取っているのだろう」と思うと,胸に熱いものがこみ上げてきました。

 今回の卒業生は私が島での勤務を開始した3年前と比べて,まるで別人のように成長しています。そのことが本当に嬉しく,つくづく教師をやっていてよかったと感じます(#^_^#)

 『校長式辞』を聞く態度からも,本当に成長を感じました。「話は目で聴く」を意識し,校長先生からの最後のお話を一言一句聞き漏らすまい,という気合いを感じました。

 そして『別れの言葉』(呼びかけ)の場面では,これまでの練習の時よりも一段と大きな声で,感情を込めて卒業生・在校生に呼びかけをしていました。卒業生から在校生への『バトン』が確実に受けつがれたと確信しました。

 『在校生の歌』に続く『卒業生の歌』では,6年担任自ら指揮棒をふるって,体全体を動かしながら魂の指揮を披露していました。その姿を見て号泣する女子児童も・・・。

 短い時間ではありましたが,本当に中身の濃い,感動的な卒業式でした。お忙しい中来校してくださったご来賓・保護者の皆様,本当にありがとうございました!そして,卒業生の皆さん,本当におめでとうございました!

 なお,『最後の学活』および『卒業生見送り』の様子については明後日のブログで紹介したいと思います(^ ^)bお楽しみに~!