昨日の朝会で,全校児童に向けて校長先生が自作の詩を発表されました。今日はその内容を紹介したいと思います。ちなみに,校長先生は,今年1年間の篠小職員の姿を見て,詩の内容を考えられたそうです。
『先生たちの心の歌』
「先生は、みんなが笑顔で過ごしている姿が好きだ
私の心はとてもあたたかくなり、嫌なことがあってもふきとんでしまう
先生は、みんながもくもくと集中して勉強している姿が好きだ
みんなが大きく成長する未来の姿が、見えるようで(うかんでくるようで)、
私は、もっと分かりやすい授業をがんばろうという気持ちになれる
先生は、みんなが一生懸命運動している姿が好きだ
みんなが上達するために一生懸命研究して、声かけて、教えて、大きな声で応援したい
先生は、仕事がたくさんあってもくじけない。絶対に乗り越えてやると心を燃やす
明日には、みんなが元気よく登校して来てくれるから
先生は、みんなとのお別れはとても悲しい
これまで声をかけたことをみんなは絶対に覚えていてくれると信じて笑顔で送り出したい。
先生は、みんなを信じている
来年、私が担任でなくても、新しい先生のもとで、さらに成長してくれる
みんなのことが好きだ 篠島小学校のみんなが好きだ」
どの児童も顔を上げて,しっかりと校長先生の話を目で聴いていました。校長先生は「この歌は,篠小の先生たちを見て作った歌でしたが,先生たちはそれ以上にみんなのことを考えてくれています」ともおっしゃっていました。確かに,Webページ担当として私がこの1年間児童・職員の様子を観察している中でも,児童だけでなく先生たちの輝いている姿を多く目にしました。
・どれだけ仕事が忙しくても,大放課になると子どもと一緒に運動場や体育館で汗を流す先生
・児童が登校する5分前には必ず昇降口に立って,児童の到着を待っている先生
・児童への思いを込めた『板書日記』を毎日書かさずに続ける先生
・「ちょっとだけだぞー」と言いながら,結局時計台の辺りまで児童と一緒に歩いて下校する先生
・児童の宿題を毎日しっかりと点検し,できていないところは放課後に教室で最後まで指導をする先生
・マーチング演奏がなかなか上達しない児童のために,「自主練」と称して大放課や授業後に一緒に練習する先生
・勤務時間終了後に児童と一緒に地域の祭りに参加したり,休日になると児童と一緒に釣りを楽しんだりする先生
・「どうやったらより分かりやすく,おもしろい授業になるだろうか」と真剣に悩みつつ,夜遅くまで残って授業の準備をしている先生
・児童下校後には毎日欠かさず教室の掃除をし,児童机やロッカー内の整理整頓をする先生
・「明日も元気に登校しますように」と心の中で願いながら,児童下校後に昇降口の上靴のかかとを揃えている先生
など,数え上げればきりがありません。もちろん,至らない点も多くあると思いますが,これからも篠島っ子のよりよい教育のため,そして篠島の発展のために,「篠島魂」を内に秘め,職員一同全力でがんばっていく決意です!保護者・地域の皆様,今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力を,どうぞよろしくお願いいたします!
※今日はかなりの長文になりましたが,最後まで読んでいただき,ありがとうございました( *^ω^*)