沢煮椀

沢煮椀(さわにわん)は、愛知県長久手市で昔から伝わる郷土料理です。豚や鶏肉、野菜などをせん切りにして、具だくさんになるように煮込んだ汁物料理です。「沢」には「沢山の」という意味があり、昔は多いものを「さわ」と言ったことが由来とされています。沢煮椀は、猟師が山で長く過ごす際に日持ちする肉や野菜などを使って作ったことが始まりという説があります。沢煮椀は、シンプルな調味料で野菜の旨みをしっかりと感じることができます。(な)